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2023年2月に読んだ本【まとめ】

読書感想以外のあれこれ
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むし子
むし子

こんにちは、むし子です!
2月に読んだ本をまとめます!

読書メーター」というアプリを利用していて、1ヶ月に読んだ本をまとめる機能があるので、そちらを利用してまとめています。

Twitterにいつも読了の感想を呟いているのですが、そちらで呟くよりも、この読書メーターの感想の方が率直な感想を書いていると思います。

ブログ記事を書いた作品には記事を貼っていますので、よろしければご覧ください!

2月の読書メーター
読んだ本の数:17
読んだページ数:5445
ナイス数:602

17冊となっていますが、1冊読書メーターに登録が無い本を読んだので、18冊読みました!

 

(1)100分でわかる! ホントはこうだった日本現代史(1)100分でわかる! ホントはこうだった日本現代史感想
すごく分かりやすかったです。直木賞を受賞した小川哲さんの『地図と拳』を読んで、改めてこの時代について学び直したくなり、図書館で借りてきました。田原総一朗さんはもちろん知っていますが、どういう思想を持っているのか詳しくは知らないため、内容的に偏ったものだったらどうしようかと思いましたが、ニュートラルな立場から書かれているように感じました。東条英機などの人物について詳しく書かれていて、知らないこともたくさんあって、勉強になりました。この時代の歴史を復習するのに一冊持っておきたいと思いました。
読了日:02月01日 著者:田原総一朗


戦争というもの戦争というもの感想
これの前に読んだ田原総一朗さんの本とあわせて、この時代の歴史について、知らなかったことを多く学べました。やっぱり戦争を体験した人の話は深くて重いです。戦争を知らない世代は、もっと戦争について知っておくべきだと改めて思いました。でも、戦争やってたのってそんなに昔じゃないんですよね。まだ終戦から100年も経ってない。なんだかこういう歴史を学ぶとそれが信じられないんですよね。日本がそんな戦争をしてたなんて。「国民的熱狂をつくってはいけない」という言葉が印象に残りました。半藤さんの他著書も読んでみたいです。
読了日:02月02日 著者:半藤 一利


ガーディアンガーディアン感想
登場人物多っ!序盤から混乱してきて、途中からメモを取りながら読みました。薬丸さんらしく、話がどう展開していくのか気になって一気読みでした。夏目さんが出てくるのが胸熱でした!中学生って一番いろいろ大変だしややこしい時期だと思う。秋葉のように親身になって考えてくれる教師がいるだけで救われる子も多いかもしれない。
読了日:02月03日 著者:薬丸 岳


うつ消しごはん―タンパク質と鉄をたっぷり摂れば心と体はみるみる軽くなる!うつ消しごはん―タンパク質と鉄をたっぷり摂れば心と体はみるみる軽くなる!感想
先日、著者の他の本を読んだので、具体的に何を食べたらいいかもっと詳しく知りたいと思い、こちらを借りてみました。鉄サプリとアミノ酸などが入ったサプリを飲んでいますが、この先生はやたらとプロテインを勧めてますね。プロテインは肝臓や腎臓に負担がかかるという情報もあるし、あまり摂りたくない気持ちもあるのですが、その辺はどうなんでしょうか。とりあえず鉄サプリは継続して、タンパク質を今より多めに摂るように気を付けてみようかとは思います。
読了日:02月04日 著者:藤川 徳美


星を掬う (単行本)星を掬う (単行本)感想
町田そのこさんらしく重い作品でした。ただ、ここ数年、歪んだ母娘関係とか毒親がテーマのものが多すぎですよね。私も少し前まで、いろいろと母親のせいにしてた所があったので、もっと前に読んでたらこの作品ももっと響くものがあったと思うんですが…。「私の人生は、最後まで私が支配するの。誰にも縛らせたりしない」という言葉、私もそうしたいです。「不幸を親のせいにしていいのは、せいぜいが未成年の間だけだ」という言葉は、大人になってから親を恨む気持ちが出てくることもあるので、少し言い過ぎかな。そんな簡単じゃないと思います。
読了日:02月04日 著者:町田 そのこ


プリンシパルプリンシパル感想
す、すごかった!ヤクザものと知って読んだものの、ここまで本格的なものとは思ってなかった…。個人的にあまりこういうジャンルの作品は読まないので、テスカトリポカ以来のエグさとグロさでした。戦後史に詳しくないのですが、ヤクザってこんなに影響力があったのですね。ノンフィクションに近いそうなので、少し歴史を調べながら読みました。吉野と旗山、美波ひかり、なんてどうみてもあの実在人物でしかないし、すごくおもしろかったです。水嶽組のモデルはよくわからなかったですが…。ラストは、まぁそうなるよね…という終わり方でした。
読了日:02月07日 著者:長浦 京

「プリンシパル」長浦京【感想】
長浦京さんの「プリンシパル」についてまとめました。


Aではない君と (講談社文庫)Aではない君と (講談社文庫)感想
数年前にドラマで観てすっかり読んだ気になっていた作品ですが、改めて読んでみました。読みながら、完全にその時のキャストで映像化されました(笑)これは、薬丸作品の中でもかなり上位に入りますね〜泣きましたね〜。子を持つ親として、いろいろ考えさせられました。「心とからだと、どっちを殺したほうが悪いの?」という問い、ハッとさせられます。その問いに薬丸さんなりの答えを出していますが、難しい問いですよね。どうしたら更生したと言えるのか、それもまた難しいです。薬丸さん、少年犯罪を書かせたら本当にすごいな…。
読了日:02月10日 著者:薬丸 岳


ソ連兵へ差し出された娘たち (単行本)ソ連兵へ差し出された娘たち (単行本)感想
戦争と性被害というのは、いつの時代もどの場所でもセットなのだろうと思います。遺族会の会長が放った言葉が一番衝撃的でしたね。怒りに震えました。「接待」をさせられた事実だけではなく、帰国後に彼女たちが受けた差別を知り、信じられない気持ちになりました。彼女たちの中にも序列のようなものがあったのも、また苦しい話でした。戦争の犠牲になるのは、どうして立場の弱い人間なんでしょうか…。どうにもできないのがやるせないですね…。彼女たちも他に選択肢はなく、どうすることもできなかったと思います。
読了日:02月10日 著者:平井 美帆


40歳からの予防医学 医者が教える「病気にならない知識と習慣74」40歳からの予防医学 医者が教える「病気にならない知識と習慣74」感想
40歳を少し越えた年齢の私ですが、一応健康には気を使ってる方だと思うので、読んでみました。病院には月に一度通っていて、血液検査なども数ヶ月に一度受けるので、今のところそんなに健康の心配はしてませんが…いろいろ知らないことも書かれていました。少し前に読んだ本には、卵はたくさん食べようって書いてありましたが、この本には週に6個までにしましょう、って書いてありますね…。この手の本は、本によって書いてあることが違ったりしますよね…。巻末に「年齢別やることリスト」という風にリスト化されてるのがいいです。
読了日:02月11日 著者:森 勇磨


13歳から分かる! 7つの習慣 自分を変えるレッスン13歳から分かる! 7つの習慣 自分を変えるレッスン感想
本家の方は読んでないですが、ちょっととっつきにくそうと思い、こちらを読んでみました。最近「13歳から〜」的な本がたくさん出ててありがたいです。大人でも充分為になります。こちらも、知ってることばかりが書いてある感じはしますが、自己啓発本を読むならこれを読んでおけばいいんじゃない?って思うくらいの内容ではあると思いました。そのうち子供にも読んでほしいなぁ。ただ、こういう本の内容って、理解はできても実行するのが難しいんですよね。7つのうち、既にできてたり心がけてることはあるけど、全て実行するのは難しいですね…。
読了日:02月12日


熱源熱源感想
面白かったですねー。この間の直木賞の2作品も歴史小説でしたが、やっぱり歴史小説大好きですね〜。歴史とか地図とか調べながら読むのが大好きです。アイヌに関連する小説は今までにいくつか読んだことがありましたが、この作品は戦争に巻き込まれたアイヌの人々の苦悩がより描かれていて、リアリティがありました。ただそこで暮らしたいだけなのに、国家の勝手な戦争に巻き込まれて、土地や文化を奪われてしまう理不尽さ。登場人物がほぼ実在人物と知り驚きましたが、ポーランドのことなどを知ることができて、勉強になりました。
読了日:02月14日 著者:川越 宗一

「熱源」川越宗一【感想】
第162回直木賞受賞作、川越宗一さんの「熱源」についてまとめました。


合理的にあり得ない 上水流涼子の解明合理的にあり得ない 上水流涼子の解明感想
4月からドラマ化されると聞いて、慌てて原作を読みました。柚月裕子さんの作品、これまでにまあまあ読んできましたが、これはめちゃくちゃサクッと読めますね。いつもは重い作品が多いですが、こんな軽いタッチのものも書くんだ〜という感じです。ドラマ化されそう、と予言している人が多かったようですが、皆さん見事に大当たりですね。勧善懲悪ものという感じで、涼子と貴山が悪を懲らしめるのが、スカッとしてよかったです。天海祐希さんが涼子を演じるようですが、年齢はさておき、キャラ的にはぴったりですね。ドラマ観ようと思います。
読了日:02月18日 著者:柚月 裕子

《ドラマ化決定!》「合理的にあり得ない」柚月裕子【感想】
2023年4月からドラマ化が決定した、柚月裕子さんの「合理的にあり得ない」についてまとめました。


教養悪口本教養悪口本感想
どんな本なのかあまりイメージがわかないまま借りて読んでみたけど、クスクス笑える感じでした。自称「専業インテリ悪口作家」さんが、悪口をインテリっぽく言う方法をひたすら書いてて面白いんだけど、まぁ実用性は全くないですね〜こんな悪口、パッと使えるわけありません(笑)実用性はともかく、へえ〜っていう話ばっかり載ってて、面白いし勉強にもなったので読んでよかったです。ユーモアと皮肉たっぷりの文章、なかなか好きです。
読了日:02月20日 著者:堀元 見


視点という教養(リベラルアーツ) 世界の見方が変わる7つの対話視点という教養(リベラルアーツ) 世界の見方が変わる7つの対話感想
どの章もおもしろかったですね〜。どの対話もそれぞれ興味深かったです。どれがおもしろかったって決められないくらい、どれもおもしろかったですが、最後の脳科学はへえ〜って驚くような内容でした。やっぱり自律神経を整えることって大切なんだなぁと思いました。私が勉強不足なので、ところどころ難しいと感じる部分もありましたが、どれももっと深い話が聞きたくなるような内容で、読んでよかったです。宗教の話もおもしろいですよね。やっぱり宗教を理解することは世界を理解する上で必要ですよね。文化人類学もおもしろいなぁ〜。
読了日:02月22日 著者:深井 龍之介,野村 高文


宝島宝島感想
また読んでよかったと思える本に出会えました。最近こういった史実を基にした物語を読むことが好きなのですが、こちらもすごく熱量のある作品で、物語に引き込まれました。沖縄の基地問題などはもちろんニュースを通じて知ってはいるものの、戦後の沖縄の歴史についてはほとんど知らなかったことを実感しました。この小説に出てくる人物や事件などは、ほぼ史実通りなんですよね。日本人として、目を背けていてはいけない史実がたくさんありますね。心を揺さぶられる場面がたくさんありました。ミステリー的な展開もあり最後まで一気読みでした。
読了日:02月24日 著者:真藤 順丈

「宝島」真藤順丈【感想】
真藤順丈さんの「宝島」についてまとめました。第160回直木賞受賞作品です。


すばらしい人体 あなたの体をめぐる知的冒険すばらしい人体 あなたの体をめぐる知的冒険感想
知ってることもあったけど、知ってるようで知らないことがたくさん書かれていました。一回読んだだけじゃ理解した気になってるだけだとは思うけど、いろんなことが知れてよかったです。人体ってほんとすごいな、面白いな。たった一つの受精卵から、こんな立派な体になるんですもんね。神秘的。どんな精密機械よりもすごいですよね。健康でいられるのも本当にありがたいことですね。印象に残ったのは、コロナ禍で当たり前に使われるようになった「パルスオキシメーター」の原理を日本人が発明したことです。コロナ禍で購入した人も多いですよね。
読了日:02月28日 著者:山本 健人


六人の嘘つきな大学生六人の嘘つきな大学生感想
これは素直に面白かったです!評価が高いのも納得。ちょっと綺麗にまとまりすぎかな?とは思うけど。就活、私もうまくいかなかったんですけど、この作品を読んでなんだか少し救われた気になりました。もう20年前のことですけど(笑)私は自分を良く見せるのとかが苦手で、上手い嘘も付けないし、ほんと就活には向いてなかったんですよね。この作品の6人はみんなめちゃくちゃ就活のテクニックがすごくて関心しました。月の裏側に例えた、人の多面性の話もよかったですね。とにかくこれは読んでよかった!
読了日:02月28日 著者:浅倉 秋成

特に好きだったのは、「熱源」「宝島」「六人の嘘つきな大学生です!!

薬丸岳さんの「Aではない君と」もかなりおすすめです!

薬丸岳さんの作品を全て読みたいと思い、これまで読んできましたが、残りあと1冊になりました!

3月中にはコンプリートできるか?!(記憶が薄れてる作品は再読した方がいいかな…)

むし子
むし子

以上、2月に読んだ本を紹介しました!
読んでみたいな〜と思う本はありましたか??
参考になれば嬉しいです!!

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むし子

大阪府在住 
アラフォー2児の母 
今年から突如読書に目覚め、
只今絶賛読書期間中。
読書もブログも初心者ですが、読書の楽しさをみなさんに
お伝えできればと思います。
ミステリーとヒューマンドラマ小説が好きです。

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