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2022年9月に読んだ本【まとめ】

読書感想以外のあれこれ
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むし子
むし子

こんにちは、むし子です。
9月に読んだ本についてまとめます!

読んだ本のリスト

  • 原田ひ香  一橋桐子(76)の犯罪日記
  • 天祢涼   希望が死んだ夜に
  • 道尾秀介  N
  • 加納朋子  空をこえて七星のかなた
  • 長岡弘樹  道具箱はささやく
  • 岸田奈美  家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった
  • 柚木麻子  早稲女、女、男
  • 遠田潤子  オブリヴィオン
  • 薬丸岳   ハードラック
  • 青山美智子  お探し物は図書室まで
  • 凪良ゆう  流浪の月
  • 柚月裕子  ミカエルの鼓動
  • 望月諒子  蟻の棲み家
  • 犬塚理人  灰色の評決
  • 町田そのこ  うつくしが丘の不幸の家
  • まさきとしか  彼女が最後に見たものは
  • 桂望実   残された人が編む物語
  • 藤岡陽子  空にピース
  • 知念実希人  祈りのカルテ
  • 知念実希人  祈りのカルテ 再会のセラピー
  • 青山美智子  月曜日の抹茶カフェ

9/1から読んだ日付順に記載しました。

9月のお気に入り

むし子
むし子

特に心に残った本をピックアップします!

9月のマイベスト

【青山美智子 お探し物は図書室まで】

青山美智子さんの本を読んだのはこれが3冊目です。

以前に読んだ「木曜日にはココアを」と「ただいま神様当番」もかなり大好きですが、

この本はさらに超えてきました!

ベイマックスのような姿をした小町さゆりさんという司書が、

思いも寄らない本を紹介してくれるのですが、

本を借りた人たちが、その本にそれぞれの意味を見出し、

そこから少しずつ前を向いて生きて行こうとする話です。

心に刺さる言葉がたくさん出てきて、前向きに生きようという気持ちにさせてくれる本です。

私はこの本を読んで、何か小さいことからでも、

自分の好きなことや興味のあることを何か始めようかな、と思い、

読書ブログを始めました。

(小さいことというほど、ブログを始めることは思ったより簡単ではなかったですが…。)

今まで、本からそこまでの刺激を受けることはあまりなかったので、

私にとっては、すごく大切な一冊になりました。

感動した本、共感した本

  • 加納朋子 空をこえて七星のかなた
    短編集なのかと思って読んだら、最後に全てつながって、驚き&感動でした。
    7つの章があるのですが、どれも個性があって、しっかり印象に残る話でした。
    初めて読んだ作家さんなのですが、とても良かったです。
    宇宙や星がテーマになっているので、宇宙に興味がある人にもオススメです。
     
  • 藤岡陽子 空にピース
    初めてブログで取り上げた本でもあり、とても心に残った本です。
    子供の貧困や虐待などがテーマとなっていて、他人事ではないと思ったし、
    主人公のひかり先生がとても素敵でした。
    藤岡陽子さん、今後も読んでいきたい作家さんです。

面白かった本

  • 原田ひ香 一橋桐子(76)の犯罪日記
    なんと!読書メーターの献本プレゼントで当選しました!
    桐子が何か犯罪を犯して刑務所に入ろうとする話なので、
    面白いと言うと不謹慎なのかもしれませんが、面白かったです。
    まだ老後まで時間があるので、すごく親近感のある話というわけではなかったけど、
    もう少し老後について真剣に考えた方がいいかな…と思いました。

  • 柚月裕子 ミカエルの鼓動
    柚月裕子さんは以前にも何冊か読んでいて、好きな作家さんです。
    この本は、医療小説ですが、柚月さんらしく骨太な本でした。
    ミカエルという手術ロボットをめぐって、対立する二人の医師の話です。
    柚月さんは男性社会を描くのが上手い作家さんですが、
    今回も医師の派閥争いや出世競争などの描写がリアルでした。

考えさせられた本

  • 凪良ゆう 流浪の月
    最近映画化されて話題となっている本ですが、なかなか深かったです。
    主人公の男女二人の関係性が、世の中には受け入れられるものではないけれど、
    実際の二人は、恋愛でもなく家族でもない、尊いもので繋がっていて、
    私はそれが温かい関係だなぁと思いました。
    映画はチラッと予告を見ただけですが、機会があれば見てみたいです。 
  • 岸田奈美 家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった
    もうタイトルからして、深いですよね(笑)
    関西弁でめちゃくちゃノリのいい文章で、笑って泣ける話が盛りだくさんです。
    ダウン症で知的障害のある弟さん、車椅子ユーザーのお母さん、
    お父さんは亡くなっていて、なかなか大変そうな家庭環境だけど、
    著者の奈美さんのカラッとした明るさに圧倒されました。
    きっとたくさん苦労もしてるだろうけど、全然そんなことを感じさせないで、
    行動力と発想力がすごくて、魅力的な女性だな、と思いました。 
      

衝撃的だった本

  • 道尾秀介 N
    全6章から成る短編集ですが、好きな章から読んでいいというもので、
    読む順番によって世界が変わる、という斬新な発想の本です。
    つまり720通りの物語がある、ということです。すごいですよね。
    しかも、章ごとに上下逆さになっていて、本をひっくり返しながら読むという、
    これまた面白い仕掛けもあります。
    私はランダムに読みましたが、一通り全て読んでしまうと、
    読む順番が違うことによって、どう違う感想になるのかわからないですね。
    また話を忘れた頃に、違った順番で読み返してみたいです。

ほのぼのした本

  • 町田そのこ うつくしが丘の不幸の家
    町田そのこさんの本は、文章が好みなのもあると思うのですが、
    話の密度が濃く感じて、自分も本の中に入ったような気分になって、
    心が揺さぶられることが多いです。
    頑張って生きている女性がたくさん出てくるので、
    共感したり力をもらえたりするからかもしれません。
    この本に出てくる女性たちも、みんな頑張っていて、応援しながら読みました。
    題名からして少し暗い話なのかと思いましたが、
    読み終わった時には心が温まるような話でした。

  • 青山美智子 月曜日の抹茶カフェ
    ブログの記事でも取り上げましたが、「木曜日にはココアを」の続編で、
    前作にも負けず劣らず、ほっこり心が温まる連作短編集でした。
    青山美智子さんの本は、この本に限らずですが、心に響く名言が多く、
    前向きな気持ちになります。

まとめ

9月下旬からこのブログを始めたので、ブログを一から立ち上げる作業に追われ、

先月までよりは、読んだ本は少なくなりました。

今後も、心に残った本については、個別に記事を書いていこうと思うので、

読める本の数は減ると思いますが、その分深く読んでいきたいと思っています。

「祈りのカルテ」と「一橋桐子の犯罪日記」は、もうすぐドラマが始まるので、

チェックしようと思っています。

道尾秀介さんの新刊「いけないⅡ」と、

遠田潤子さんの新刊「イオカステの揺籃」も気になっています!

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むし子

大阪府在住 
アラフォー2児の母 
今年から突如読書に目覚め、
只今絶賛読書期間中。
読書もブログも初心者ですが、読書の楽しさをみなさんに
お伝えできればと思います。
ミステリーとヒューマンドラマ小説が好きです。

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